ていねい書店

ドキドキ
今度はわたしが、あなたに傘を。

いつもクールで、教室の窓から外の景色をボーっと眺めているあなた。
なんだか少し、掴みどころがないようにも見える。

でもね、わたしは知ってるんだ。
雨の日の帰り道、捨て犬に傘を置いてあげていたこと。

びしょ濡れになりながら、走って去っていったあなたの気配を感じて、わたしはやさしい気持ちになったから。

今度はわたしが、あなたを雨から守ってあげられたらいいな。

言葉:榎本ひより
イラスト:小原御佑

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背伸びをさせて、くださいな。
あなたが見ている、世界を教えて。
わたしは、好きじゃないけどね!
ぎこちない、背伸び。
あなたもわたしもはんぶんこ。