ていねい書店

ぬくぬく
汚れてない、映してるだけ。

「わたしの心は汚れてるんよ。」
社会人1年目になるぼくの妹が、よく言っていた言葉。
実際人に八つ当たりしちゃうこともよくあったし、まぁ納得です。

でも、ここ最近は「別人か?」と思うほど穏やかで優しい。
ウキウキするような出来事があったらしく、毎日楽しそうです。
そういえば、幼少期もこんな子だった気がする。

その姿を見て思ったんです。ああ、本来は優しい子なんだって。
汚れていたんじゃなくって、余裕や自信のなさが心とリンクしていただけなんだって。

きっと、根っから汚れている人なんていない。
優しくいられる日も、そうでない日も。
周りの景色を、映しているだけなんだよ。

言葉:藤本康太
イラスト:小原御佑

SNSでシェア

書籍をダウンロードする

白黒ではなく、心地よさ。
誰かに照らされる、そんな輝き方もある。
満たされた心からあふれ出す。 そのやさしさをおすそわけ。
「ない」にもちゃんと、ストーリーがある。
○△□だけじゃない、〇〇〇です。