こんな感情持ったらいけないんじゃないかなって、定義することを避けてしまう自分がいたり。曖昧で変化する関係性を、既に存在する何かに当てはめようとして、その定義に振り回されてしまったり。
そんなものにあるとき名前をつけてみたら、なんだか愛しく思えてきて、それがどんな形でもいいような気がしてきた。
“あること” に正解も不正解もないし、本当はなんでもいいんだけれど。
名前をつけることで、何かそのはっきりしなかったものに姿形ができたみたいで・・・愛でたり、さよならしたり、あることを認めてあげたり、しやすくなっちゃうのかもなあ。
言葉:tomomomomore
イラスト:逢坂加奈子
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