決まった線路の上を、決まった時刻に、決まった駅に向かって走る電車。
ふと思う。僕の人生も、あの電車に少し似ているのかもしれない。
多くの人が通ってきた道を、僕も歩いてきた。
進学して、サークルを楽しんで、勉強やアルバイトに追われて、就職をした。
誰かが見れば、ただレールの上を走る電車のように映るかもしれない。
「もっと自由に走ればいいのに」って思うかもしれない。
でも僕は、レールの上を走るのが好きなんだ。
次の駅に向かって一直線に走る。
迷うことがあっても、進んでいくことをやめない限り、
必ずまた、次の駅にたどり着くことができる。
今までもそうだったように、これからもぼくは進み続ける。
時に立ち止まることもあるだろうけど、一歩一歩着実に。
この先にはどんな景色が待っているんだろう。
楽しみな気持ちを胸に、次の駅に向かって、今日も僕はまっすぐ進んでいく。
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